このところ、仕事が暇になってきて(困った)(笑)、事務所の中をいじっております。ずいぶんたくさんの「物」が押し込められていた狭い事務所だったので、思い切って荷物を外へ出すなどしたのですが、その結果、なんだか落ち着かなくなってしまいました。事務所へ来てくださる方も「広くなっていいね」と言われるものの、なんだか落ち着かない様子。今まで、物の間に挟まれるようにしてやっていた打ち合わせが懐かしくなったのかな?
何はともあれ、私自身も落ち着かないので、いろいろ試行錯誤していたのですが、どうも問題は音にもあるようです。
部屋の中に何も置かないでおくと、音が反響します。床がフローリングだったりするとそれはさらに顕著で、妙に残響音が耳に入るのです。ところが、部屋にいろいろなものを入れると、だんだん反響しなくなります。実は反響しないのではなく、反響した音がいろいろな物に複雑にぶつかって、減衰していってしまうのです。だから残響音が耳に入りにくくなります。
弊社事務所はこれまで、本当に、嫌になるほど(笑)物に囲まれておりましたが、そのおかげで室内が、いわゆるDead(デッド=音が反響しない状態)だったのですね。それが今回、物を出したことで、Live(ライブ=よく反響する状態)になってしまったようです。
う~ん、これはいかんです。昔から狭い部屋にいろんな物を押し込んで暮らしてきた私は、Liveな部屋に慣れていないのですね。ということで、なんか物を入れようと物色中。ただし、お金をかけずにね(笑)。
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