Mac使いのみなさん、IM(Input Method=文字入力ソフト)は何をお使いです? やっぱ、初めから入っている「ことえり」かな? それでもいいんだけど(最近の「ことえり」は結構パワーアップしてるしね)、それ以外のサードパーティーものを使ってる人も多いでしょうね。やっぱATOKかな? 一昔前なら、EG BridgeとかVJEβとか使ってた人も多かったよね。もちろん今でもそれらを使っている人は少なくないけど、あの一太郎で有名なジャストシステムがATOKのマック版を出してから、こっちへ流れた人って結構いるみたいですね。DOSやWindowsからマックへ流れてきた人なんかは、結構ATOKが好みで、そのまま使ってる人も多いみたい。
で、私も流れに流されて、ATOKが出たときに使い始めました。使ってみると、それまで使ってたVJEβより変換や確定のスピードが速いんですよ。仕事がらキーボードをベシベシ打つんで、やっぱり速い方がうれしい。ってことで、ATOKに乗り換えました。
そんでもって、このATOKが、ちょっと前にバージョンアップしたのね。マック版が出たときは「8」だったんだけど、しばらくバージョンアップしなかった。Windowsの方はどんどん上がって、とうとう「11」まで行っちゃった。マック版は(いつもそうだけど)カヤの外って感じだったんだけど、とうとう出たのね、マック版のATOK11が。もちろんバージョンアップしましたよ。数千円だったしね。
ところがコイツがいかんのです。別にジャストシステムの悪口を言う気は全然ないんだけど、私にとっては「11」はよくないんですよ。確かに高機能になってるのよね。「ら抜き言葉」や「のの重複」までチェックしてくれるもんね。例えば、ら抜き言葉を入力すると……。
食べれる《ら抜き言葉》
こんな風に変換途中でチェックが入る。「の」の重複もそうね。「○○の○○の○○の」なんて入れて変換すると、やっぱりチェックされる。まあ、こんなのは「放っておいてくれ!」というものではあるけど「ら抜き」が今の日本ではまだ間違いだってことを知らない人にとっては、ありがたい機能ですよね。仕事上の文書で「ら抜き」をやらないですむ(つまり恥をかかないですむ)わけだから。
でね、ほかにもいろんな機能が増えててうれしいんだけど、どうも変換が遅いのよ、「8」と比べると。たかだか10文字くらいの変換で、2秒くらい待たされることがあります(PowerMac8100/80・RAM80MBで)。これじゃあ仕事にならんよね。もちろん速いときもあるんだよね、これが。どうなってるんだろう。
で、学習機能が働くからかな(?)と思って、同じ文節を何度も入力するんだけど、遅い文節は何度やっても遅い。「ちょっと遅いんだよね」(たぶんこれだと思う)って言葉を入力すると、2秒待ちだもんね。これじゃあ、やってられない。
もしかしたら、何か設定上の問題なのかもしれない。それなら私が悪いわけだけど、ほとんど素のままで使ってるんだけどなあ。ATOK11 for Macintoshの入力を速くする方法を知っている方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。メールでも結構ですし、このサイトのLet's Talk(掲示板)でも結構ですんで、よろしくね。掲示板に書いてくれるときは、初めに「Mac&」って書いてくれると、このコーナーへのコメントだと分かるんでうれしいです(^_^)。
てことで「Mac &」コーナーの最初が、私のぐちになってしまった。すんません。こんなもん読ませまして。次回は、もうちょっと「情報」っぽいものにしたいなあと思ってマスです、はい。
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