今日から「今日のイチオシ」が始まります。ショートストーリーやコラムばっかりじゃなくて、ほんのちょっとだけ「ジャーナリズム」的なにおいのあるコーナーです。とはいえ、新聞みたいに記事を集めるなんてことは、私にはできないんで、もっと身近なことだったり、マスコミに発表されたことの解説だったりしますが。でもって、めちゃくちゃローカルな話題も、きっと出てくると思います。乞うご期待!
で、初回は、コンピュータ系のお話。それもDTM(Desk Top Music)のお話ね。
これまでコンピュータを使って音楽を作る場合、一般的な方法は「MIDI音源」ってのを使うものでした。今でもこれは変わらず、これからも(たぶん)あんまり変わらないだろうなと思います。で、私んところもそういう音源を買ってまして。コイツの中には、ピアノからバイオリンから、とにかくいろんな音が入ってます。ストリングスっていってバイオリンがたくさん鳴ってるような音まで入っているんですが、これまではコイツは、単体の機械でした。というより、機械の中に組み込まれていました。私が持っているRoland SC-88ってのもやっぱりそういう機械で、一般的なノートパソコンの半分くらいの大きさがあります。
ところが今度、Rolandからソフトウエアの音源がでるそうなのです。メールニュースのMacintosh Wireによれば、そいつの名前は「VIRTUAL SOUND Canvas VSC-88H Ver.2.0」で、なんと7,800円だとか。これを使えば、数万円していた音源がなくても、ほぼ同じようなことができるといいます。
ま、実際に使ってみたわけではないので、どれくらいのもんかは分かりませんが、機械としての音源がなくても、これまでのようにMIDIによるDTMができるってことは画期的。こういうバーチャル音源ってあんまり聞かないので、出荷をすごく楽しみにしています。(ま、Quick Timeっていうマック標準の機能拡張も、やっぱりRolandの音源を(ソフト的に)持っていましたが、どうも音がもうひとつつだったような気がする。それにこれをどう使うかがよく分からなかったので、結局、自分で音楽を作るときは使わなかったけどね)
ただし、動作環境としては「PowerPC 603e 133MHz以上のマック」がいるようで(Macintosh Wireより)、こうなると、うちの初代PowerMacでは役不足ですが……。
てなことで、第一回の「今日のイチオシ」は、このVSC-88に決まり。マックで音楽やってるみなさん、要チェックでっせ~。
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